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第4回学術集会

開催挨拶

 

4thposterサムネイル画像  2018年11月に第1回が開催された"RADISH"学術集会は着実に回を重ね、今回で4回目を迎えることになりました。今回のテーマは、普及と実装研究と、注目度が高まりつつある混合研究法を隣り合わせて「D&Iと混合研究法」とさせていただきました。各領域で活躍される国内外の先生方のご講演で最前線の知識と経験を学び、交流会・パネルディスカッションでD&I研究に関心を持つ方々のつながりを広げる場とできるように努めたいと存じます。
生まれ故郷とも言える国立がん研究センター(築地キャンパス)を初めて離れ、このたび京都の地に本研究会を迎えて…とご挨拶で申し述べるつもりだったのですが、現在(2019年3月29日)、新型コロナウィルスによるCOVID-19のパンデミックによって社会が大きく揺られています。本学術集会が予定されている6月21日の状況も、現時点ではさまざまな意味で不確実性です。

 とは言え、多くの先生方のご尽力で、明かりが灯された普及と実装科学のムーブメントを繋げていくことは、関係されるすべての方々の願いに違いありません。代表世話人の内富庸介先生、世話人の島津太一先生とご相談させていただき、今回はWeb会議を試みることに決定致しました。参加者数の規模、大人数になった時の視聴、質疑応答か、交流会のスモールグループ運営など、いろいろ検討しなければいけない課題があります。いつもと違う環境ですが、この機会を新しい何かを経験できるポジティブな場とできるように、これからのD&I研究にとっても実践的な知恵としていけるように、努力していきたいと願っております。
 可能な形で、お力添えをいただければ本当にありがたく、心強い限りです。

 それでは多くの皆さまのご参加をお待ち申し上げると共に、社会の安定・安心の回復を祈り、ご挨拶とさせていただきます。

当番世話人 中山 健夫 (京都大学大学院医学研究科 社会健康医学系専攻 健康情報学分野 教授)

概要

日時

2020年6月21日(日曜日) 10時から15時30分

場所

ウェブ開催

定員

300名

主な対象

エビデンスの普及と実装に興味のある研究者、教育者、医療・福祉・保健・行政関係者

費用

無料

主催

国立がん研究センター 社会と健康研究センター

共催
  • 国立大学法人京都大学大学院医学研究科 社会健康医学系専攻
  • N-EQUITY ([厚生労働省運営費交付金 実装科学推進のための基盤構築事業]での6ナショナルセンターによる研究グループ)
  • 日本がん支持療法研究グループ(J-SUPPORT)
後援
  • 国立研究開発法人科学技術振興機構社会技術研究開発センター(RISTEX)
  • 国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)

プログラム

司会進行:島津 太一(国立がん研究センター 社会と健康研究センター 行動科学研究部 実装科学研究室)

10時から10時10分

当番世話人挨拶
中山 健夫
(京都大学大学院医学研究科 社会健康医学系専攻 健康情報学分野 教授)

代表世話人挨拶
内富 庸介(国立がん研究センター 中央病院 支持療法開発センター長 / 社会と健康研究センター副センター長)

10時10分から10時40分

特別講演
「Reflections on the Transition from Intervention Research to Implementation Science」
Dr. Shannon Wiltsey Stirman(Department of Psychiatry and Behavioral Sciences, Stanford University /Dissemination and Training Division, National Center for PTSD, VA Palo Alto Healthcare System)

10時40分から10時45分

休憩 (5分)

10時45分から11時45分

講演

10時45分から11時15分
「混合研究法の前提と基礎を理解する」
八田 太一(京都大学iPS細胞研究所 上廣倫理研究部門)

11時15分から11時45分
「混合研究法を用いたD&Iの実践と研究例」
尾島 俊之(浜松医科大学医学部医学科 健康社会医学講座)

11時45分から12時30分

昼食休憩 (45分)

12時30分から13時40分

グループ交流会
テーマ:「D&I研究において困っていること・気になること」

13時40分から13時45分

休憩(5分)

13時45分から15時5分

パネルディスカッション

基調講演
「実装研究の倫理的課題」
⽥代 志⾨ (東北大学大学院文学研究科 社会学専攻分野)
座⻑:中⼭ 健夫

事例紹介
尾島 俊之、⽵下 舞(京都⼤学⼤学院医学研究科 社会健康 医学専攻)

休憩 (5分)

ディスカッサント:⽥代、尾島、⼋⽥、島津、⽵下

15時5分から15時20分

D&I科学研究会 抄読会の紹介
島津 太⼀

第5回学術集会 当番世話⼈挨拶
明⽯ 秀親(国⽴研究開発法⼈国⽴国際医療研究センター 国際医療 協⼒局 運営企画部⻑)

15時20分から15時30分

講評・閉会挨拶
中釜 斉(国立研究開発法人国立がん研究センター 理事長)

申し込み締め切り

申し込み締め切り6月18日(好評につき、受け入れ人数を拡大して締め切りを延長いたしました) 締め切りました

参加申込み方法

以下参加申込みフォームへ必要事項をご記入のうえ参加申込みをお願い致します。

(締め切りました)

お問い合わせ先

国立がん研究センター 社会と健康研究センター行動科学研究部 実装科学研究室(RADISH 事務局
メールアドレス:dandi●ncc.go.jp (●は@に置き換えてください)