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第6回学術集会

開催挨拶

RADISH6ポスターサムネイル画像   新型コロナウイルス感染症流行の中、さまざまなサービスのデジタルトランスフォーメーション(DX)の加速が必要になっています。情報通信技術(ICT)を用いた保健医療サービスのデジタル化はコロナ禍以前からすでに重要視されていましたが、今後はさらに推進されてゆくものと思います。しかしながらエビデンスの立証されたデジタル介入技術であってもその多くが社会への普及・実装に課題を抱えています。第6回学術集会(オンライン)では、疾病の未然防止と重症化予防を含むデジタル予防介入の技術をとりあげ、その普及・実装を多面的に科学してゆきたいと考えます。また第5回学術集会にならい、今回も一般演題を募集します。多くの皆様のご参加をお待ちしています。

当番世話人 川上憲人 (東京大学大学院医学系研究科精神保健学分野・教授)

概要

日時

2021年7月3日(土曜日) 10:00~16:00 (9:30~9:50 プレセッション)

場所

ZOOMによるウェブ開催

定員

300名
500名(盛況のため定員枠を増やしました)
*当日、500名を超えるとZoom会場に入室できなくなること、予めご了承ください。

主な対象

エビデンスの普及と実装に興味のある研究者、教育者、医療・福祉・保健・行政関係者

費用

無料

主催

D&I科学研究会(保健医療福祉における普及と実装科学研究会):RADISH

共催

東京大学大学院医学系研究科精神保健学分野・精神看護学分野・健康教育・社会学分野
健康格差是正のための実装科学ナショナルセンターコンソーシアム(N-EQUITY)
日本がん支持療法研究グループ(J-SUPPORT)

プログラム

抄録集はこちら(一般演題の順番を変更いたしました2021/6/30. 誤字訂正2021/7/3)

時間 内容・担当(敬称略)
9:30-9:50

プレ・セッション
講演「もういちど基礎編:D&I研究とは何か?
司会 西 大輔 
(東京大学大学院医学系研究科 公共健康医学専攻 精神保健学分野准教授)
講師 島津 太一
(国立がん研究センター社会と健康研究センター行動科学研究部室長)

10:00-10:10

開催挨拶
当番世話人挨拶
川上 憲人 (東京大学大学院医学系研究科精神保健学分野教授)

代表世話人挨拶
内富 庸介 (国立がん研究センター中央病院 支持療法開発センター長)

10:10-12:00

シンポジウムデジタル予防介入とD&I科学
座長 宮本 恵宏
(国立循環器病研究センター オープンイノベーションセンターセンター長)
座長 明智 龍男
(名古屋市立大学大学院医学研究科 精神・認知・行動医学分野 教授)

10:10-10:25

講演1「ICTを利用した慢性疾患自己管理支援システムの有用性と普及実装
脇 嘉代
(東京大学大学院医学系研究科医療情報学分野 准教授)

10:25-10:40

講演2「デジタルメンタルヘルス介入の効果と普及・実装
今村 幸太郎
(東京大学大学院医学系研究科精神保健学分野 特任講師)

10:40-10:55

講演3「労働生産性向上を目的とした肩こり・腰痛対策支援アプリ“ポケットセラピスト”の介入効果のエビデンス
福谷 直人
(株式会社バックテック代表取締役社長)

10:55-11:10

講演4「介護予防を目的としたスマートフォンの活用
島田 裕之
(国立長寿医療研究センター老年学・社会科学研究センター長)

11:10-11:15 休憩
11:15-11:25

討論(各5分)

島津 太一
(国立がん研究センター 社会と健康研究センター行動科学研究部室長) 
鎌田 真光
(東京大学大学院医学系研究科健康教育・社会学分野講師)

11:25-11:55 総合討論
12:00-13:00 昼食休憩 (オンデマンド講演動画視聴 30分間あり)
13:00-13:05 分科会(一般演題)についての説明

13:05-15:00

一般演題 (途中休憩10分)A会場 / B会場

A会場

デジタル予防・治療介入

A会場座長
明石 秀親 (国立国際医療研究センター 国際医療協力局 運営企画部長) 
玉腰 暁子 (北海道大学大学院医学研究院教授)


 A1「プライマリ・ケア医療機関における遠隔CBT-Iの実施可能性の検討
  井上 真里(北里大学大学院/国立精神・神経医療研究センター認知行動療法センター)

A2「がん患者の抑うつ・不安に対するスマートフォン精神療法の最適化研究SMILE AGAIN PROJECT
  内田 恵(名古屋市立大学大学院医学研究科精神・認知・行動医学)

A3「新型コロナウイルス感染症流行下におけるメンタルヘルスケア情報サイト「いまここケア」の実装可能性の評価
  佐々木 那津(東京大学大学院医学系研究科精神保健学分野)

(休憩10分)

A4「子育て女性の心理的well-being向上と健康増進を目的としたIPT動画プログラム開発と効果検証:無作為化比較試験(Protocol)
  島田 恭子(東洋大学現代社会総合研究所)

A5「バーチャル家庭訪問による保護者向け傷害予防教育の実践
  大野美喜子(産業技術総合研究所)

B会場

予防・治療方策の普及と実装

B会場座長
中村 桂子(東京医科歯科大学教授)
金 吉晴 (国立精神・神経センター精神保健研究所 所長)


 B1「精神科医療の普及と教育に対するガイドラインの効果に関する研究(EGUIDEプロジェクト)~処方行動に対する効果の報告~
  長谷川 尚美(国立精神・神経医療研究センター 精神保健研究所 精神疾患病態研究部)

B2「がん化学療法誘発性悪心・嘔吐に対する予防的制吐薬適正使用の阻害・促進要因の検討(中間結果)
  矢口 明子(国立がん研究センター 社会と健康研究センター 行動科学研究部)

B3「実装戦略特定のための『職場の喫煙対策チェックリスト』の開発
  小田原 幸(国立がん研究センター社会と健康研究センター行動科学研究部)

(休憩10分)

B4「中小事業所の事業主・健康管理担当者を対象とした喫煙対策対話型支援介入プログラムの単群実施可能性試験
  齋藤 順子(国立がん研究センター社会と健康研究センター)

B5「中小事業所における事業主および健康管理担当者による喫煙対策を支援する介入の有効性評価:クラスターランダム化比較試験(プロトコール)
  島津 太一(国立がん研究センター 社会と健康研究センター 行動科学研究部)

B6「地域における大量飲酒者への簡易介入(BI)の小規模パイロット
  櫻井 純子 (湘南鎌倉医療大学 看護学部)

(14:45-15:00) 休憩
 15:00-15:15

一般演題各会場のまとめ報告
A・B会場座長

15:15-15:45

教育講演
健康寿命の延伸に向けたデジタル・ヘルスケアの課題と政策
座長 松田 知栄
(国立研究開発法人 日本医療研究開発機構(AMED) 国際戦略推進部 国際戦略推進課 国際連携推進室 主幹)
講師 稲邑 拓馬
(経済産業省 商務・サービスグループ ヘルスケア産業 課長)

15:45-15:50

次回学術集会についてのご案内
第7回学術集会世話人 竹原 健二
(国立研究開発法人国立成育医療研究センター政策科学研究部 政策開発研究室 室長)

15:50-15:55

閉会挨拶
当番世話人 川上 憲人
(東京大学大学院医学系研究科精神保健学分野教授)

休憩中オンデマンド視聴Pim Cuijpers教授略歴のサムネイル
「コモンメンタルディスオーダーへのデジタル介入:その可能性と課題」
(Digital interventions for common mental disorders: opportunities and challenges)
Dr. Pim Cuijpers (アムステルダム自由大学臨床心理学部教授)
30分の動画

 

一般演題募集

募集要項はこちら

参加登録

以下参加登録フォームへ必要事項をご記入のうえ参加登録をお願い致します。
(締め切りました)

参加登録締切

2021年6月30日(水)
2021年7月3日(土)(ご好評のため延長しております) 締め切りました

お問い合わせ先

東京大学大学院医学系研究科精神保健学分野・精神看護学分野(RADISH第6回学術集会事務局)
【メールアドレス】radish6.ut[at]gmail.com([at]は@に置き換えてください)