CFIRを使った促進阻害要因の特定の手順
「CFIRを使った促進阻害要因の特定の手順」を公開しました。
2024年6月19日
保健医療福祉における普及と実装科学研究会(RADISH)
保健医療福祉における普及と実装科学研究会(RADISH)は、この度N-EQUITYと協働して、実装科学の研究方法に関する『CFIRを使った促進阻害要因の特定の手順』を作成し、公開しました。
(PDFファイルをダウンロードいただけます)
実装研究のための統合フレームワークCFIR(Consolidated Framework for Implementation Research)は、実装研究における決定要因フレームワークの一つです。
一般的な実装研究の最初のステップは、実装したいセッティングでの文脈の理解(促進阻害要因の特定)であり、その際に使われる代表的なフレームワークがCFIRです。
本資材は下記3点について、基本的な手順を紹介しています。
・実装の促進阻害要因特定の基本プロセス
・CFIRを使った質的な促進阻害要因特定の手順
・CFIRコーディングの手順
研究者や現場のサービス提供者にとって、本資材がCFIRの難解さや不明点を解消し、実際の活用を後押しする一助となれば幸いです。
本書は、令和5年度 国立高度専門医療研究センター 医療研究連携推進本部(JH) JH横断的事業推進費「実装科学推進基盤構築支援事業」(総括責任者 内富庸介)による、健康格差是正のための実装科学ナショナルセンターコンソーシアム(N-EQUITY, National Center Consortium in Implementation Science for Health Equity)と協働して作成されました。